2019-04-02 第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
○鈴木政府参考人 御指摘は、平成九年に行われましたボーリング調査のものでございますけれども、その御指摘のB—1地点におきますところのボーリング調査によりまして、海底面から深度十四・六〇メートルから十五・七〇メートルの間において、一・一〇メートルほどになりますが、こちらにおきましてN値五〇という琉球石灰岩の層を確認してございます。
○鈴木政府参考人 御指摘は、平成九年に行われましたボーリング調査のものでございますけれども、その御指摘のB—1地点におきますところのボーリング調査によりまして、海底面から深度十四・六〇メートルから十五・七〇メートルの間において、一・一〇メートルほどになりますが、こちらにおきましてN値五〇という琉球石灰岩の層を確認してございます。
○川内委員 一メートルしかない琉球石灰岩の層を支持層にしちゃったんですよ、このボーリングデータをもとに。今聞きましたか、皆さん、一メートルです。 そのボーリングデータの土質調査報告書、この前、日本語下さい、日本語下さいと言いました。それで、もらったんですよ。そのまとめのところに、こんなことが書いてあります。
○川内委員 いや、一部の文献の指摘がそう言っているんじゃなくて、防衛省さんがN値五〇の琉球石灰岩を支持層にするとその後決めているんですが、そのもともとのデータとなっている平成九年のシュワブ沖土質調査のまとめに、琉球石灰岩は当てにならないから、その下の嘉陽層を支持層とすることが望ましいと、そもそも空港建設の前提として言っているわけです。
結局、何を私が言いたいかというと、琉球石灰岩を支持層にしているというのは、実は、国土交通省の那覇港湾・空港整備事務所が出している論文によりますと、琉球石灰岩層上にくい式の構造物を築造する際は、石灰岩層を貫通して島尻泥岩層に根入れするという考え方が一般的であると。
琉球石灰岩を支持層にしているわけですよね、円孤すべりの計算で。このボーリング柱状図で、琉球石灰岩の層でN値五〇を示している層というのは十五センチしかないでしょう。
○岩佐恵美君 中城湾というのは、数十万年前に琉球石灰岩の台地が陥没してできたという地形です。北のあの勝連半島と南の知念半島に挟まれ、湾口を津堅島、ウガン礁、久高島に囲われています。 この間も説明されて改めて驚いたんですが、河川の流入がほとんどないという特異な環境特性を持っています。中でも泡瀬干潟は沖縄本島に残された、今説明がありましたけれども、最大級の干潟です。
○政府委員(牧隆壽君) 沖縄の水、特に沖縄は、御存じのとおり地下はほとんどの地域が琉球石灰岩でできております。とりわけ宮古につきましては全量地下水に頼っておりますので、カルシウム、マグネシウム等の硬度が、通常おいしい水の基準とされている三倍あると聞いております。
○政府委員(片桐久雄君) 先生御指摘のように、沖縄県は降水量は比較的多いわけでございますけれども、降雨のばらつきが非常にあるとか、それからまた透水性の高い琉球石灰岩が広く分布いたしておりまして、降水の多くが海に流出するというようなことがありまして、たびたび干ばつに見舞われるというような極めて特殊な自然条件にあるわけでございます。
それからまた、喜界島、沖永良部、与論島は琉球石灰岩から成っておりまして、降った雨はすぐに地下に浸透してしまいまして、言うなれば水質源の確保というのがなかなか難しい、そういう土地柄でございます。 一方、生活水準が向上いたしておりますし、当然のことながら水需要はふえる。
読谷飛行場一帯の琉球石灰岩台地でも地下水が貯留できる地質であるということも調査の結果明らかになっている。これは考えてみていい話じゃないでしょうか。いま、お金がかかるとやら、やれ時間がかかるとやら、沖縄は言っていられないのです。われわれ本土において考えることのできない深刻な水に対する悩みを持っている。沖縄の振興開発は極論すればこの水の解決にあると言っても言い過ぎでない。
また喜界島、それから沖永良部島、さらに与論島におきましては琉球石灰岩から成るという特質からいたしまして、降りました水が地下に直ちに浸透しやすい、こういったような地形、地質の特殊性、加えまして、水利施設の不備などによりまして生活用水あるいは農業用水の確保につきまして従来必ずしも十分ではなかったようでございますが、このためということで名瀬市と徳之島町におきましては畑地帯総合土地改良事業とそれから水道水源開発施設整備事業